中性の仕事を紹介した書籍「十三世紀のハローワーク」

レビュー
スポンサーリンク

こんにちは、おーびる(@Ouvill )です(/・ω・)/

今回の記事では、中世の職業や仕事ぶりを紹介している書籍「十三世紀のハローワーク」を紹介しようと思います。中世に生きた人々がどのように働いていたのか紹介している書籍です。

皆さんは剣と魔法の世界のファンタジー小説は好きですか。私はかなり好きです。小さいころからよく読んでいました。

そこで舞台になるのは中世風のヨーロッパ世界が多いと思います。登場人物は騎士に、神父に、農夫に、鉱山夫……などなど。空想上の職業もファンタジー小説には登場することもありますが、実際に実在したであろう職業も散見されます。

実際に彼らの仕事がどんなものだったのか興味はありませんか?

実際の中世ではどのような職業があり、どのような仕事を行っていたのか知ることで、より小説の世界に没入できると思います。

中世の職業をイラストと特徴的な文体で紹介している「十三世紀のハローワーク」を紹介します。

……紹介本の紹介ってなんだか、仕事の孫請けみたい (;^_^A

中世実在職業解説本 十三世紀のハローワーク
  • グレゴリウス 山田
  • 価格   ¥ 2,916
  • 販売者 Amazon.co.jp
クリックして今すぐチェック

どんな本?

この書籍はどんな物なのか本文の言葉を借りて説明すると

中世欧州を中心とした世界史上の職業をゲームっぽく紹介した shoseki です。

職業の特徴をあらわした魅力的なイラストと作者の独特な語り口調でパラパラと眺めているだけで楽しめる職業紹介本です。

本の大きさは B5 サイズ――一般的なノートの大きさ――で、ページ数は294ページとかなりのボリューム。紹介されている職業は100以上。

お値段は定価2700円 + 税。人によっては高いと感じられるかもしれませんが、本書の内容を見た私からすると安いものだったと感じます。というかもっと高くても買うと思います。それほど本書の内容は充実しています。

もともとは同人書籍として出版されていたもので、人気だったため一迅社より商業出版されています。

あんな職業からこんな職業まで

本書では様々な職業を大抵2ページ――職業によっては4ページから6ページ――で紹介しています。

剣士や吟遊詩人、道化師、錬金術師といった聞いたことのあるような職業から、鳥刺し、担ぎ屋、徴税請負人、カストラートといった、あんまり馴染みのない職業まで取り上げられています。

個人的に嬉しかったのは「パン屋」と「粉ひき」が詳しく取り上げられていたことです。ヨーロッパの主食はパンです。彼らの食生活の中心はパンであり、そのパンの生産を担っている「パン屋」、「粉ひき」がどのような社会的地位にあり、どのような仕事を行っていたのかは大変興味をそそられるところです。本書ではそこのところを「パン屋」と「粉ひき」で2ページずつにわたり程よい分量で書かれています。知ったかぶりをするには十分な情報でした。

やはり中世といえば貴族や騎士などといった花形の職業ばかりに目線が行ってしまうと思います。しかし本書はむしろそれよりも「パン屋」や「粉ひき」といった中世の人々の生活を支えたであろう職業を取り上げている点が素晴らしいです。

作者はイラストレーターのグレゴリウス山田さん

本書の作者はイラストレーター、漫画家のグレゴリウス山田さん。となりのヤングジャンプ竜と勇者と配達人という作品を連載していらっしゃる方です。

「竜と勇者と配達人」という作品は、中世風世界観のファンタジー漫画です。作者自身がとても中世に詳しい知識をお持ちのため、中世ヨーロッパの歴史的考証とファンタジー要素が上手くかみ合った魅力的な世界観が描かれています。
ちなみに、タイトルでは「竜」と「勇者」はめったに出てきません。おもに主人公として出てくるのは勤労を良しとする配達人です。

無料で公開されている話もあるので、ぜひ一度読んでみてください。

作者自身が無類の中世好きだなという記事を発見したのでリンクを張っておきます。甲冑をきて作業をなさるなんてすごいですね。

甲冑好きによる甲冑好きのための甲冑部屋!? 個性的すぎるヤマーーダ氏の作業場とは #DESKWATCH

コメント